2007-11-19
日本一の摩崖仏!?
甘楽町は長厳寺にある摩崖仏。
群馬サファリに行ったら必ず見仏しようと心に決めていた仏像…!
ああ、久々の「見に行ったぞ!」感のある生見仏…!!
サファリを出たとき時間はすでに4時過ぎ、5時には暗くなろう…急がねば!!
以前訪れたことがあるから、地図も住所も控えてこなかった私。
夫にカーナビで長厳寺を検索してもらうものの、全くもって引っかからないっ!!!!
「迷ってる暇はないぜ〜」
そんな夫の呟きに焦りながらも、サファリのある富岡から隣町の甘楽まで急行していただく。
せっかくの見仏チャンスをふいにはできないのよ〜(泣)!よろしく頼むよ、旦那さん。
その後、多分あっちかな?こっちかな?を繰り返し、町の物産センターを見つけ地図を確認!
細い道をぐいぐい進んで行き、木々をかいくぐり、甘楽ふるさと館なる魅力的な施設を横切り、
ほんとにここであってんの?この川越えていいの?という所で長厳寺は右手に進むというかなり見難い看板を発見。

やれやれ、助かった!車で右折するとすぐに長厳寺は表れました。
川沿いの駐車場に停めて、お寺に急ぎます。もう4時半近いから閉められてしまうわー!!

お寺の山門にはこんな注意書きが…。
杖を使うほど山に登ったっけ?まあ、いいわ!暗くなってしまっては何にも見れん!!
焦る割には摩崖仏に至る登山口の場所を間違えたりして…(笑)。
だが実際、見つけにくいので書いておきますと、本堂に向かって右側です。

さてあまり人が登らないのか、落ち葉が降り積もり石段の段差がよくわからぬところをぐいぐい登ってゆきます。
夫は息子を自ら抱きかかえて登ってくれ、なんとも協力的で感動。
ずいぶん荒れた山だなぁなんて思いながら石段の脇を見ると、こんな憤怒君がこちらを見ています!

おお!!目的地は近いぞ!!
そして間もなく上を見上げると、あったあった、ありました。大きな摩崖仏が!!
いやーっ!こちらが「日本一の摩崖仏」!!

うーんでも、何をもってして日本一?
ナビにも出てこないし、実は甘楽町のホームページや商工会の観光ホームページにも詳細は紹介されてません。
私も最初、何でこの摩崖くんを知ったのか良く覚えていません…偶然通りかかったのかな?(^_^;)
…「日本一」の称号を冠する割には、知名度は低いぞ〜!
しかもコレに関する確たる資料もないのですが(笑)、その大きさ縦10m、横8mとのこと。

ホント、見上げるとさすがにでかいね。
世の中に摩崖仏多しといえども、これだけ顔が大きな仏は ないということでしょうか?
でもね、これだけははっきりしています、これを彫刻した方の根性は「日本一」です!!
昭和54年から6年がかりでその人はこれを掘り出したのです。
山の岩肌に…一体どんな方法で、一体どんな手助けがあったというのか…
彫刻素人のおじさん、故・吉田文作氏が制作されたのです!!!!!爆笑
素人、というのはつまり仕事じゃないって事ですね。突然発心されて、彫ってやろうと。
どういう縁でか長厳寺の裏山に、彼の仏ワールドが展開されたわけです。
一体何歳のときの話だろう?
そのとき家族は?
仕事は?
どうやって食ってたの?
周辺住民には理解されていたの?
そもそも誰かに彫刻習ったの?
あははー、並々ならぬドラマがリアルに想像されますなぁ〜。
(以下、妄想。)
見仏が趣味、真面目が信条、定年間際の男子・文作。
仕事帰りのある夜、自転車をこぎながら自宅へと急ぐ文作は、町の向こうに一筋の光明を見出す。
誘われるかのようにその光の下へむかうと、そこは長厳寺。ははあ、ここは先日七福神めぐりで訪れたお寺だな。
自転車からおり、本堂で手を合わせてから、光さす裏山に向かってみることにした。
UFOだったらどうしよう?ま、勤めもじきあけるし、ここでさらわれてみるのもまた一興…なんてね。
竹薮を抜け山を登ると、目の前に迫る光り輝く大きな山肌。
おおっ!!文作には見えたのだ…光の向こうに潜む弥陀の尊顔が…っ!!
「文作や、よくお聞き。私はいつもここで、お前達甘楽の民を見守っている影であり日向でもある者。
ずっとお前の見仏活動も見守ってきたのだよ。路傍に佇む小さな仏にも暖かな眼差しと篤い信心を捧げるお前のことを。
きっとお前なら私を見出せると思っていた。今こそ私を形にしておくれ。
私だけでなく、お前だけでなく、甘楽の民からも私がよく見えるようにこの岩肌から私を彫りだしておくれ…」
これは、仕事勤めが終わったら手慰みに仏像彫刻でも始めてみようかと思った矢先の出来事だった。
なんとまあ、これは浄土からのお導き。
や、やるしかない!
…そして翌日から文作の仏像彫刻が始まった。
仕事帰りの夜、人知れず、家族にも知らせず、不思議な光明に包まれた藪の中で。
【次号、「文作浮気疑惑!?家族の動揺!!
真面目一筋の文作の不審な行動に町内大混乱!!」乞う、ご期待!】
(妄想、終わり。)
もう残念なことにもうお亡くなりなので、友人・知人のどなたかが伝記でもこさえてやったら宜しい。
きっと実際に面白い人生でしょうね、文作ちゃん。
さて、摩崖仏へいたる看板に書かれていたのは、「摩崖仏」の他に「毘沙門天」「三十三観音」「厄除け観音」の名もありました。
どれがどれかははっきりしませんが、摩崖くんの他にも小さな石の仏がそこここに見られます。
摩崖君の前におられるのがこちら。なぜ、亀まで憤怒なんだ…???

不動明王と思われる小さなこの方…プリティね。
いや、そもそも「毘沙門天」じゃあないよね?どこにいるの?(笑)

こちらのお二方…観音様ですが…「厄除け観音」でしょうか?

うう…ん、三十三観音は一体?
夫が山の中に荒れまくった山の中に「ハイキングコースが続いている!」と指摘していましたが
もしかしてこの上にも文作ワールドがひろがっているのか?????
スミマセン、行きませんでした(笑)。
なにはともあれ、私はこういう仏様すきですねぇ。
素人作だからって理由で知名度が低いのでしょうが、これは間違っています。
まず町は、この巨大な顔だけ摩崖仏を「なめて」はいけないのであって、観光スポットとして目を向けるべきでしょう。
現在の世の動きから行っても、見仏という一趣味は大きな割合を占めてきているし、
依然として中高年の寺社仏閣歴史探訪ハイキング活動は衰えを知りません。
みんなここにこんな摩崖仏があったんだと知ったら喜ぶと思うし、
突然仏像彫刻にとりつかれた一町民(←いや、想像だけど)文作という個人には興味しんしんだと思うんですけど。
うんうん、と頷いて下さった方々のために長厳寺までのアクセスを記しておきます。
さあ、大きな仏顔の前で文作物語を紡ぎましょう。(笑)

長厳寺
群馬県甘楽郡甘楽町小幡1926
0274-74-2051
地図はこちらを参考に⇒コチラ
廃車置場と雄川に隣り合っています。甘楽ふるさと館を通り過ぎたらもうすぐです。
群馬サファリに行ったら必ず見仏しようと心に決めていた仏像…!
ああ、久々の「見に行ったぞ!」感のある生見仏…!!
サファリを出たとき時間はすでに4時過ぎ、5時には暗くなろう…急がねば!!
以前訪れたことがあるから、地図も住所も控えてこなかった私。
夫にカーナビで長厳寺を検索してもらうものの、全くもって引っかからないっ!!!!
「迷ってる暇はないぜ〜」
そんな夫の呟きに焦りながらも、サファリのある富岡から隣町の甘楽まで急行していただく。
せっかくの見仏チャンスをふいにはできないのよ〜(泣)!よろしく頼むよ、旦那さん。
その後、多分あっちかな?こっちかな?を繰り返し、町の物産センターを見つけ地図を確認!
細い道をぐいぐい進んで行き、木々をかいくぐり、甘楽ふるさと館なる魅力的な施設を横切り、
ほんとにここであってんの?この川越えていいの?という所で長厳寺は右手に進むというかなり見難い看板を発見。

やれやれ、助かった!車で右折するとすぐに長厳寺は表れました。
川沿いの駐車場に停めて、お寺に急ぎます。もう4時半近いから閉められてしまうわー!!

お寺の山門にはこんな注意書きが…。
杖を使うほど山に登ったっけ?まあ、いいわ!暗くなってしまっては何にも見れん!!
焦る割には摩崖仏に至る登山口の場所を間違えたりして…(笑)。
だが実際、見つけにくいので書いておきますと、本堂に向かって右側です。

さてあまり人が登らないのか、落ち葉が降り積もり石段の段差がよくわからぬところをぐいぐい登ってゆきます。
夫は息子を自ら抱きかかえて登ってくれ、なんとも協力的で感動。
ずいぶん荒れた山だなぁなんて思いながら石段の脇を見ると、こんな憤怒君がこちらを見ています!

おお!!目的地は近いぞ!!
そして間もなく上を見上げると、あったあった、ありました。大きな摩崖仏が!!
いやーっ!こちらが「日本一の摩崖仏」!!

うーんでも、何をもってして日本一?
ナビにも出てこないし、実は甘楽町のホームページや商工会の観光ホームページにも詳細は紹介されてません。
私も最初、何でこの摩崖くんを知ったのか良く覚えていません…偶然通りかかったのかな?(^_^;)
…「日本一」の称号を冠する割には、知名度は低いぞ〜!
しかもコレに関する確たる資料もないのですが(笑)、その大きさ縦10m、横8mとのこと。

ホント、見上げるとさすがにでかいね。
世の中に摩崖仏多しといえども、これだけ顔が大きな仏は ないということでしょうか?
でもね、これだけははっきりしています、これを彫刻した方の根性は「日本一」です!!
昭和54年から6年がかりでその人はこれを掘り出したのです。
山の岩肌に…一体どんな方法で、一体どんな手助けがあったというのか…
彫刻素人のおじさん、故・吉田文作氏が制作されたのです!!!!!爆笑
素人、というのはつまり仕事じゃないって事ですね。突然発心されて、彫ってやろうと。
どういう縁でか長厳寺の裏山に、彼の仏ワールドが展開されたわけです。
一体何歳のときの話だろう?
そのとき家族は?
仕事は?
どうやって食ってたの?
周辺住民には理解されていたの?
そもそも誰かに彫刻習ったの?
あははー、並々ならぬドラマがリアルに想像されますなぁ〜。
(以下、妄想。)
見仏が趣味、真面目が信条、定年間際の男子・文作。
仕事帰りのある夜、自転車をこぎながら自宅へと急ぐ文作は、町の向こうに一筋の光明を見出す。
誘われるかのようにその光の下へむかうと、そこは長厳寺。ははあ、ここは先日七福神めぐりで訪れたお寺だな。
自転車からおり、本堂で手を合わせてから、光さす裏山に向かってみることにした。
UFOだったらどうしよう?ま、勤めもじきあけるし、ここでさらわれてみるのもまた一興…なんてね。
竹薮を抜け山を登ると、目の前に迫る光り輝く大きな山肌。
おおっ!!文作には見えたのだ…光の向こうに潜む弥陀の尊顔が…っ!!
「文作や、よくお聞き。私はいつもここで、お前達甘楽の民を見守っている影であり日向でもある者。
ずっとお前の見仏活動も見守ってきたのだよ。路傍に佇む小さな仏にも暖かな眼差しと篤い信心を捧げるお前のことを。
きっとお前なら私を見出せると思っていた。今こそ私を形にしておくれ。
私だけでなく、お前だけでなく、甘楽の民からも私がよく見えるようにこの岩肌から私を彫りだしておくれ…」
これは、仕事勤めが終わったら手慰みに仏像彫刻でも始めてみようかと思った矢先の出来事だった。
なんとまあ、これは浄土からのお導き。
や、やるしかない!
…そして翌日から文作の仏像彫刻が始まった。
仕事帰りの夜、人知れず、家族にも知らせず、不思議な光明に包まれた藪の中で。
【次号、「文作浮気疑惑!?家族の動揺!!
真面目一筋の文作の不審な行動に町内大混乱!!」乞う、ご期待!】
(妄想、終わり。)
もう残念なことにもうお亡くなりなので、友人・知人のどなたかが伝記でもこさえてやったら宜しい。
きっと実際に面白い人生でしょうね、文作ちゃん。
さて、摩崖仏へいたる看板に書かれていたのは、「摩崖仏」の他に「毘沙門天」「三十三観音」「厄除け観音」の名もありました。
どれがどれかははっきりしませんが、摩崖くんの他にも小さな石の仏がそこここに見られます。
摩崖君の前におられるのがこちら。なぜ、亀まで憤怒なんだ…???

不動明王と思われる小さなこの方…プリティね。
いや、そもそも「毘沙門天」じゃあないよね?どこにいるの?(笑)

こちらのお二方…観音様ですが…「厄除け観音」でしょうか?

うう…ん、三十三観音は一体?
夫が山の中に荒れまくった山の中に「ハイキングコースが続いている!」と指摘していましたが
もしかしてこの上にも文作ワールドがひろがっているのか?????
スミマセン、行きませんでした(笑)。
なにはともあれ、私はこういう仏様すきですねぇ。
素人作だからって理由で知名度が低いのでしょうが、これは間違っています。
まず町は、この巨大な顔だけ摩崖仏を「なめて」はいけないのであって、観光スポットとして目を向けるべきでしょう。
現在の世の動きから行っても、見仏という一趣味は大きな割合を占めてきているし、
依然として中高年の寺社仏閣歴史探訪ハイキング活動は衰えを知りません。
みんなここにこんな摩崖仏があったんだと知ったら喜ぶと思うし、
突然仏像彫刻にとりつかれた一町民(←いや、想像だけど)文作という個人には興味しんしんだと思うんですけど。
うんうん、と頷いて下さった方々のために長厳寺までのアクセスを記しておきます。
さあ、大きな仏顔の前で文作物語を紡ぎましょう。(笑)

長厳寺
群馬県甘楽郡甘楽町小幡1926
0274-74-2051
地図はこちらを参考に⇒コチラ
廃車置場と雄川に隣り合っています。甘楽ふるさと館を通り過ぎたらもうすぐです。
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まだ上記のレポート全部読んでないです。(子供が寝てない)
でも磨崖ブツの下からアングルの画像にぶっ飛んでコメントを。
ぶっ飛びました。
貴重な写真をありがとうございます。
でも磨崖ブツの下からアングルの画像にぶっ飛んでコメントを。
ぶっ飛びました。
貴重な写真をありがとうございます。
コビトさん
ぶっ飛びましたか?
ぶっ飛びますよね(笑)?いいですよー彼。
文作の根性がしのばれます。
宜しかったら、下からアングルの写真を壁紙にされては?(笑)
ぶっ飛びますよね(笑)?いいですよー彼。
文作の根性がしのばれます。
宜しかったら、下からアングルの写真を壁紙にされては?(笑)
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