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2007-05-25

西方浄土への復帰をかけて!〜5月19日・東寺・西ノ京編〜

行ってきました、奈良(&京都)!!
旅行直前に、ゴールデンウィーク前から引きずっていた風邪をこじらせ
高熱にみまわれ、のどの痛みにうなされ、よもや…と思われたこの旅。
体調は決して良くない+子連れなら行くか行かないかは正直4分6分だな!
という窮地にいたのですが、たった3日間くらい気力でどうにかなるでしょ!と…(笑)。
おかげでのどの腫れにより声はつぶれて、酷い声酷い咳をしながらの3日間。
でも、行ってよかったです。
日常から離れ、とてもいい気分転換になりました。

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初めての新幹線!

見仏第1日目
始発の高崎線に乗り、東京駅7時10分のひかりに乗り込む。
息子がイヤイヤと暴れだすのではないかと、随分気をもみましたが今回は大丈夫でした。
つい何ヶ月前までは息子の琴線に引っかからなかった新幹線や電車ですが
今回はずいぶん関心を示して、手を振ったりわあわあ喜んだり興奮しどおし(笑)。
おかげで、新幹線に乗り込んだらすぐに眠ってくれました。
私も同行の母も西での見仏に備えてしばしの休息…しかしあっという間の到着。
京都駅では2日間早く現地入りしていた仏友・阿難陀の出迎えを受け、
ここから阿難陀・私の母・息子・私の4人での見仏をスタートさせたのでした。

東寺に行く気満々の息子と阿難陀

まずは手始めに近場の東寺から攻めて行くことにしました。
御目当ては勿論、講堂におわす不動明王…息子の生まれ年の守り本尊です。
ノリノリの息子は阿難陀の手をとってどんどんお堂を目指して進んでいきます…さすが我が子。

仏像が結構気になるご様子

宝物館との共通拝観券を購入し、いざ、密教彫刻の宝庫・講堂へ!!!
暗く古代の香りのする御堂の中は不気味と見えて、さすがにノリノリ息子も及び腰でしたが手を引いてぐんぐん奥へ。
五大明王の前までやってきて、さあこれが不動だよと教える間も無く「わあぁ〜」と言う感嘆の声が!
ここの不動は言わずと知れた国宝で、どっしり構えた重厚な雰囲気や
斜めに構えた顔から光る小さな目がピリリと効いた名仏です。
おお、息子よ、ここのお不動様の素晴らしさがわかるのね♪ウルウル…と彼をよく見れば
その横におわす大きな金ピカ大日如来を見つめているではありませんか!
…ま、まあいいんだけどね。やっぱりこどもって大きくて派手なのが好きなのかしら。
かと思えば今度は阿難陀に連れられ、仏像界きってのイケメン・帝釈天様に釘付けになっているし(爆笑)!
ううーん、面食い?不動明王は渋すぎたのかな??
でも、お母さん、君の初めてのご朱印帳には不動明王ってばっちり書いてもらっといたからね!

飽きたら境内でしゃぼんだまだ!!

こども(特に乳幼児)がいっしょだと、思うような速さで行動は取れないもの。
ゆえに金堂はあえてパスさせていただきました。
素晴らしい御堂に入り浸ってのんびり寺気分に浸るのもいいのですが
雨もぽつぽつ降ってきたし、宝物館へ急ごう!との段取りに。
ここでの御目当ては無論・兜跋毘沙門天様。
春と秋の1ヶ月間ほどしかお会いできないこの方に私はどれほど会いたかったか!
今回で3回目の逢瀬となる彼に熱い視線をささげ、
また息子には旅行前にマスターさせたのんのんへぇを連発してもらい
我等なりの流儀でこの素敵な仏様を拝んでまいりました。
ワタクシ思いますに、ここの展示は少々まずいと思うんですよね。
平城京は朱雀門勤務で都の北方守護をしたと言う華々しい履歴をお持ちのスターが、
なぜ5人部屋の一番はじっこで地味〜に展示されているのですか?
あまり仏像に興味ない方なら、国宝とも気付かずスルーしてるでしょうね。
せめてこじんまりした部屋でもいいので一人部屋にしていただけないものか。
この方やこの方の履歴をご存じない方も、ご由来を知れば結構食いつくと思うんだけど…。
さて、この宝物館は普段は開いていないので出入り口にある売店も必見!!
あちらの方(講堂金堂の方)にはおいていないお土産品も結構あるのです。
私は東寺仕様のショッピングバッグ(300円)と帝釈天様の一筆箋(400円)を購入。
兜跋のポストカードが欲しい方もこちらにて購入できます!

購入品 オレンジは非売品です

名残惜しさが残るものの、早々に東寺を去り、京都駅に舞い戻ります。
仏友はなにやら歴史系の講演会の抽選があたった様で、昼食を前に一旦お別れ。
16:00に団扇まきの会場で落ち合おうと約束をして、我等親子3代はふらりと入った洋食屋さんでランチ。
それから奈良へ電車で向かいました、息子はまたも爆睡。
奈良駅についてなんだかんだ2時半位だったので、寄り道せずに団扇まきが行われる唐招提寺に向かいました。
バスを降りると、すでに多くの人が寺の周辺を行き来しています。
寺から出てくる人はなぜかすでに団扇を手にして…る???アレ????
それが数人のうちは、団扇まきは混雑するから、お土産やさんで購入して帰るんだろうと思ってました。
だが、団扇を持って帰る人はどんどん増え、行列となり…。
もしや…!?
信じたくないその事実を無視するように黙って拝観券を買い、
我々と同じく16:00からの団扇まきに早めに訪れた人々の波に身を委ねました。
「まだまだすごい人が来るんだねー」
「ああ、第2陣ね!クスクス」
通りすがりに話す第1陣の若い女性の会話に、その真実を知った大勢の16:00組は
そりゃあもう大ブーイング!!

もはや祭りの後…  1000円の団扇だ!

なんと団扇巻き行事は今年から15:00になったようなのです。
しかし観光案内の雑誌類は今年度用のものを見てもすべて16:00から。
唐招提寺のHPには書いてあったそうですが、帰ってから見てみれば不親切極まりない表示の仕方。
いままでずーーーーーーっと16:00からやってきたのに、ただ団扇まきの記述の所に15:00とあるだけ。
ちょっとまずいんじゃないですか?唐招提寺ともあろう大きなお寺の広報さんよ。
本来なら観光雑誌に時間の変更がきちっと載る来年まで、時間変更は延ばすか
HPのトップページで大きく注意を引くようにお知らせすべきでしょうね。
しかも今年の19日は日曜日なんだからさ…その混乱が想像つかないのかしらねぇ。
「私達遠方から来たのよ!どうして1時間も早めるのよ!!」
「滋賀からわざわざ楽しみに来たのよー、団扇頂戴よ!」
と怒るおば様方。滋賀=遠方って…こっちゃ埼玉だで!!こっちこそ団扇くれ!!
第2陣の大勢の方々は、怒り、落胆しつつもそれでも諦めきれず、
結局は1000円でお土産の団扇をこぞって買い求め(…それが狙いか?)、
団扇撒き会場である鐘楼の前でさも勝ち取ったかのような笑顔で写真に収まるのでした。
…もちろん私たちも。

脱力親子 須菩提&息子ちゃん

しかし、団扇撒きに参加したいがため19日と言う日取りにしたのにね。
参加できないんだったらわざわざ土日に旅行しないよ、まったく。
脱力気味の私は講堂もフラフラとスルー。見たんだか、見ないんだか。

さて、阿難陀とは尼ヶ辻駅近くの路上で落ち合い、共に近くの薬師寺へ。
イベントに参加できなかったくせに撤退するにも撤退しきれず、唐招提寺で長居をしてしまったので
拝観時間17:00まで約30分と微妙な時間でしたが、薬師三尊と聖観音のみに狙いを定めて突入。
すると妙に騒がしい…どうやらこれから渡辺美里のコンサートが境内でもよされるらしい。

コンサートですか?よくやるなあ、薬師寺…

ゆえに場内整備や客の誘導もあるので、早く外に出ろムードがぷんぷんで駆け足見仏と相成りました。
このままコンサートに流れるのであろう、はしゃいで浮き足立った若い人々。
拡声器を使って拝観者やコンサート客に呼びかけまくる、スタッフの群れ。
青年衆で御世話になった薬師寺の思い出に浸る間も情緒もなく、
さあ、これが国宝の薬師三尊だよ。のんのんへぇしなさいね。
おかあさん、有名だからこの仏像はしっているでしょ?
阿難陀はこの薬師さんは黒光りしててあんまりお好みじゃないんだよね?
などと早口に会話しながら三尊の前をスルー。
寺らしい情緒がないと、素晴らしい仏像も公園の銅像のような存在感になってしまうな。
美里のコンサートの日にぶち当たったのは、少々まずうございました。

これらしい

しかし、唯一の救いは、中尊薬師の台座の後ろ側が近くで見られるように壁の扉が開いていたこと。
正面からも見えるけど、近くでよく眺められていい機会でした。模様が美しい。

それから急いで東院の聖観音像にあいに。
こちらは比較的静かなムード。
靴を脱いでお堂に上がるとこちらの床を磨き、更には聖観音のお身拭いをした懐かしい思い出が広がります。
毎年毎年大勢の人に磨かれてるんだろうなぁ〜その身とその美しさが擦り減らないか心配な所です。
時間切れでご朱印はいただけず…残念。

西ノ京駅で電車を待っている時間、息子は大好きな自販機いじりを始めました。
ぽちぽちボタンを押したり、取り出し口やおつりの口をカチャカチャ開閉したり…
と、手をグーにして「ん!」と訴えかけてきます。
もしや???その小さき手を開いてみると10円玉を掴んでいるではありませんか!
きっとおつりの取り忘れがあったのですね。
「すごいね、仏像からの御利益来たよ!小さいのに偉いっておこずかいくれたんだよ〜」
なんて盛り上がってみたものの、もう1人仏様からおこずかいをもらった人がいました。
それは大人。それは母。笑
実は東寺からの帰り道を歩いていたら、キラリと光る100円玉を拾ったんだそうな
この世の中には、何もしなくても色んな物をもらえたり手に入ってくる…いわゆる「愛される」人種がいます。
私の母には昔からその傾向がある。
そして我が息子にもその傾向がある。
そしてこの傾向は翌日、如実に表れることとなるのだ…!!

隔世遺伝が憎い。

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イケメン厚着トバツ毘沙門天万歳!!

お帰りなさい!!
きっと帰東しているだろうになかなかUPがないので、お疲れなんだろーな・・・と思っていました。
お子様も一緒の上に、なんとハードスケジュール。
ほんとにお疲れ様でした〜!!

唐招提寺も薬師寺も現役のイベントスペースなんですねぇ。
伝統よりも、時代の波に乗っていざ集客!?

「フラフラとスルー、見たんだか見ないんだか」に爆笑いたしました。
唐招提寺だから??お疲れだったから??
どちらにしてもとっても解る気がしたので笑わせて頂きました。

この先のレポート楽しみに待ってます!
でも、まずはよくお休みくださいね。

息子さんは、まだ小さいのにちゃんと見仏してますね。しかも、食いついてみているじゃないですか〜!!さすが須菩提さんの息子さんだわ。これからも親子見仏旅行が出来そうですね。
うちの息子は、仏像はスル〜だもんv-403

団扇まきの行事、初めて知りました。どんな御利益があるのでしょうか?
可愛い形の団扇ですね。ハート型のような、デンデン太鼓のような・・・

東寺はまさにテーマパークですよね!何度言ってもわくわくするし!
続き、楽しみにしています(*´ー`*)

コビトさん

ただいまですー。
ホント、帰ってきてからはしんどかったです。帰宅翌日は目を開けてるのすら辛かった(笑)!
息子は元気で大きな旅行かばんを持って、「行くよ!」と玄関に私を引きずっていくわ
旅行中移動はほとんど抱っこでしたので、もっと抱いてくれ、歩いてくれと懇願されるし
休ませてくれーーーーーって感じでしたわ。

でも面白い旅行になりました。
まだまだ書きたいことはたくさんあるので、今後のUP、気長にお待ちくださいませ。

あ、唐招提寺はね(笑)、ショックで心ここにあらず7割、人ごみ過ぎて仏と向き合いたくない3割です。

浜やっこさん

そうなんです、ちゃんと仏像を拝む対象と認識し、
手を合わせ頭をたれてから見仏してましたのよ。
案外つまらないって駄々こねるかな?って心配してたんですけど
結構彼は彼なりに楽しむ方法を見出してくれたようです。
息子が私の仏友になってくれたら嬉しいわぁ。

団扇まきはこちらに詳しいですよ。→http://www.toshodaiji.jp/about_gyouji.html
一応、ハート型みたいですね、かわいい形ですよね!!

creamさん

ですよね、かなり見ごたえあります。
講堂はこれでもかってほど、素晴らしい仏像が詰まってて息苦しいくらいだし
伽藍も大きくて美しい。
売店もなんだかんだと品揃えのバリエーションが増えてきてるし(笑)!
ほんとに駅近なのにこんないい寺で、ありがとうって感じです。

おかえりなさ〜い(^^
小さなお子さん連れの見仏の旅お疲れ様でした。

それにしても、唐招提寺はミステイクですね!
私もその場にいたら、怒り心頭ですよ。
こういうことは、機会があったら、きちんと意見を述べるべきと思いますね。
(雑誌に投稿とか…って、煽っているわけじゃありません)

それと実際の団扇撒きの動画を見ましたが、あれって結構危険じゃないですか?

まゆきさん

ただいまです〜。
無事、母子共に仏をたくさん見て帰ってまいりましたよー。

唐招提寺、ひどいですよね?いきなり時間変更されてどれだけの人が戸惑ったことか。
ジモティしかしらないんじゃないかしら???
奈良遷都1300年の2010年に向けて、奈良はどこでも色んな工事や修復を行ってますが
その2010年というキリのいい年があるのに、なぜ??理由は???
やってることの趣旨が全くもって不明なんです。
まったく、鑑真さんが泣きますよ。

団扇まき、結構すごいですよね。距離が近いし物は大きいから怪我しそう!
ちなみに参加できたら私と息子は荷物番&ビデオ係で
母と阿難陀に団扇をたくさん取ってもらうつもりでいました(笑)。
もう参加する意欲は失せましたが…。
プロフィール

須菩提

Author:須菩提
朝から晩まで、2名の仏童様方にせっせとお仕えする日々。彼らのお世話の彼方にホトケがうっすら見えまする…。西方浄土ははるか遠く、思慕の念は深まります。

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